余ったテレビって、どうしてます?壊れてるんなら捨てるしかないんですけど、使えるのに捨てるってもったいないですよね。しかも捨てるとなると、なんとお金がかかるんです。ゴミとして処分するのにお金を払わないといけないんです。これは後述しますね。

というわけで、私が実践している余ったテレビをノートパソコンのモニターとして活用する方法を紹介します。

テレビをモニターとして利用するようになった経緯

テレビをノートパソコンのモニターとして利用するようになった経緯を時系列でまとめます。

テレビをモニターとして活用する前は?

実は、テレビをモニターとして活用する前から、液晶ディスプレイをノートパソコンにつないで使っていました。いわゆるデュアルディスプレイですね。その液晶ディスプレイは三菱電機の「Diamondcrysta RDT191WLM」っていう、今じゃジモティーでもみかけないんじゃないかっていうモニターです。

テレビが3代目に突入

結婚して、子供が生まれて、子供が「もうテレビをぶっ壊さないなだろ」って歳になると、我が家のテレビも3代目になりました。2台目はダイニングで絶賛活躍しているのですが、1台目の役割がなくなってしまったんです。このテレビは妻と結婚したときに、頑張って購入した初のパナソニックのテレビです。思い入れもあるし、まだ使える、お金をかけて捨てたくない!と思いました。

そこで、思いついたのがノートパソコンのモニターとして活用する方法です。

テレビをモニターとして活用

モニターとして活用するテレビはパナソニックの「TH-L26C5」という26インチの液晶テレビです。「おいおい、こんなの頑張って買うほどのテレビじゃないだろ」って人もいるかもしれませんが、ノーコメントでお願いします。。

地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ TH-L26C5

地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ TH-L26C5 商品概要 | テレビ/シアター | Panasonic

このテレビには、今となっては当たり前にHDMI入力がありました。しかし、ここで困ったことが起こりました。私の普段利用しているレノボのノートパソコン「ThinkPad X230」には、なんとHDMIの出力がないんです。つまり、ノートパソコンとテレビをつなぐことができなかったんです。

これで、妻とのつながりもなくなったのかな?と悲観したのはさておき。

「ThinkPad X230」にはHDMIの出力がない代わりにミニディスプレイポート (Mini-Displayport)という映像出力ポートがあります。

DisplayPortは、液晶ディスプレイなどのデジタル・ディスプレイ装置の為に設計された映像出力インタフェースの規格である。 DVIの後継を狙った規格であり、標準化団体であるVESAによって策定された。二次的な仕様ではあるが音声信号や汎用データの転送も可能である。

このミニディスプレイポートをHDMIに変換できればテレビと繋げれるかもしれないと考えました。そこで変換するアダプターを調べてみるとあったんです。いくつか見つかったのですが、めっちゃ便利なアダプターを見つけました。それがこちらです。

ミニディスプレイポートをHDMIだけでなくDVIにもVGAにも変換できるんです。ミニディスプレイポートのノートパソコンには必須のアダプターですね。これで無事にノートパソコンとテレビをつなぐことができました。1,000円ちょっとだったので助かりました。

Amazonベーシックの変換アダプターも見つかりました。こっちのほうがかっこいですね。ちょっと高いけど。

もう一台のパソコンをテレビにつなぐ

最近は、調子に乗ってもう一台のパソコンもテレビにつないでいます。というのも以前、ノートパソコンで作業しながら、YouTubeやプライムビデオはテレビで再生しながら作業していたんですが、めちゃ重いんです。というわけで、YouTube・プライムビデオ専用ノートパソコンを用意して、このパソコンをテレビのHDMI2とデュアルディスプレイにしています。

作業効率からいうと「?」な環境なんですが、とりあえず現状はこれで耐えるしかないえすね。新しいアイデアが思い浮かんだら、変えたいと思います。

テレビをモニター代わりにするメリット

テレビをモニター代わりにするメリットはデュアルディスプレイとして利用するだけじゃなくて、もっと当たり前のメリットがあります。

テレビが見れることです。

私のパソコンデスクの近くにテレビアンテナがあるので、そこからアンテナケーブルを引っ張って、テレビに差せばテレビ番組が見れます。つまり、パソコンで作業しながらテレビを見ることもできるんです。デュアルディスプレイでの作業が終われば、リモコンでHDMIからテレビに変えて一息つくことができます。

デュアルディスプレイで新たな体験を!

デュアルディスプレイにしたテレビをもっと便利にしてくれるアイテムを紹介します。モニターアームやディスプレイアーム、PCアームって呼ばれているものなんですが、これがあるとめちゃくちゃ便利なことがあるんです。一般にモニターアームってディスプレイを可動範囲内で自由に移動させることが目的なんですけど、なんと回転機能もあるんです。

ディスプレイを縦にしたことがない方のために説明すると、ワードやテキストなんかの表示範囲がめちゃくちゃ広くなるので、文書を読んだり、編集が楽になるんです。やったことがない方は、モニターの設定を縦に変えて、とりあえず今あるディスプレイを縦にしてしてみてください。

あたらしい体験ができますよ。

で、私が持っているモニターアームはBESTEKっていうメーカーのものです。可動範囲もそこそこで、もちろん回転機能もあるので重宝していました。。。というのも、私のデュアルディスプレイにしているテレビにはモニターアームを取り付けられないんです。テレビの仕様が古すぎて。

購入の際は、テレビの背面をチェックしてくださいね。私のテレビが古すぎるだけで、最近のテレビは基本的にOKだと思います。モニターアームは3,000円くらいするんですけど、快適さで十分もとはとれますね。最近はテレワークで在宅勤務する方もいらっしゃると思います。ぜひ検討してみてください。

テレビを捨てるのにお金がかかる時代に

かなり前ですけど、家電リサイクル法ってのができてテレビを処分するのにお金がかかるようになったんです。

特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)は、一般家庭や事務所から排出されたエアコン、テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機などの特定家庭用機器廃棄物から、有用な部品や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律です。

引用元: 家電4品目の「正しい処分」早わかり!|家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)|経済産業省

ブラウン管は、もう捨てるしかないだろって思うのですが、液晶テレビだと15型以下が1,836円~、16型以上が2916円~のリサイクル料金がかかるんです。しかも、自分で捨てに行けず、収集をお願いすると運搬料金が別にかかかります。この運搬料は業者が設定するのでいくらかわからないんです。