「専門医が教える 肝臓から脂肪を落とす食事術」の感想や実践できそうなことまとめ

「専門医が教える 肝臓から脂肪を落とす食事術」の感想や実践できそうなことをまとめています。

本を読んだ感想

書籍のタイトルの通り、食事に関することがメインです。もちろん運動に関することも書かれています。

先生と患者さんのやりとりがストーリーとなっているのでとても読みやすいです。ストーリーなので、感情が伝わってきて=重要なことなのだなと感じます。

また、大事なことやどの人にも共通して言えることは、何度か出てくるのでおさらいのように読み進めることができます。

見方を変えると、先生と患者さんのやりとりが講義を見ている様にも感じました。患者さんを受講生に見立てることができるので、スッと入ってくる感じです。

ストーリー仕立てなので、重要なことが残らないのでは?と思うかもしれませんが、前述の通り大事な点は何度も出てきますし、太字になっていたり、あえて先生や患者さんが強調してくれています。

ズボラでもラクラク! 1週間で脂肪肝はスッキリよくなる」とどちらがいいかとなると、両方読んでよかったなと思いました。両書は共通した内容が多くダイジェストにまとめているか、ストーリー仕立てでまとめているかといった感じです。ただし、「専門医が教える肝臓から脂肪を落とす食事術」のほうが時間の経過について読みごたえがあります。また、それが個々の体や生活環境は当然異なるもののどれか一つは共通する点があるといった感じです。

両書を読んで、重要なのはとにかく糖質と未精製の食品かなと思いました。ネットでも情報は拾えるのですが、この2冊は読んでよかったです。もちろん過信は禁物ですが。

本を読んで実践できそうなこと

ケース1 中川由美さん 間違ったダイエットから脱却6kg減で脂肪肝が改善!(初めての受診 体によいと思っていたものが実は肥満の原因だった!

1カ月後 ムリなく2kgの減量を達成!体重計に乗るのが楽しみに

2カ月後 目標達成ならずも甘いものを食べなくても平気に! ほか)

1食のタンパク質は20gが目安
安全なタンパク質は、順に大豆、魚、とり肉、赤身肉(牛・豚)

肉と魚は100gでタンパク質20g。豆腐3分の1丁、卵1個、納豆1パック、無糖ヨーグルト150gが7g

肉/魚であれば100g、それ以外であれば以下から3つを選べば1食のタンパク質を摂ることができます。
・豆腐3分の1丁
・卵1個
・納豆1パック
・無糖ヨーグルト150g

これが、こんなに簡単に1食のタンパク質を計算できるなんてと目から鱗でした。また、私は筋肉が減っているので、特にタンパク質は意識しなければと思っているところでした。タンパク質さえ確保できれば、後は野菜のことを考えればよいので、気も楽になりました。

専門医が教える肝臓から脂肪を落とす食事術について

目次

ケース1 中川由美さん 間違ったダイエットから脱却6kg減で脂肪肝が改善!(初めての受診 体によいと思っていたものが実は肥満の原因だった!/1カ月後 ムリなく2kgの減量を達成!体重計に乗るのが楽しみに/2カ月後 目標達成ならずも甘いものを食べなくても平気に! ほか)

ケース2 前田広人さん スポーツドリンクが落とし穴だった境界型糖尿病から卒業!(初めての受診 一家の大黒柱なのに糖尿病!?スポーツドリンクは魔の飲み物なのか?/2週間後 目指すのは高血糖と脂肪肝の改善 ゆるやかな糖質制限からスタート!/1カ月後 妻の食事作りのおかげで4kgの減量を達成!タンパク質の摂り方が減量のカギに ほか)

ケース3 山口真理子さん 健康は自分をいたわることから脱ストレスで減量エネルギーに!(初めての受診 痩せられないのは「がんばりすぎる」性格にあった!/1カ月後 減らせたのは0・5kgだけ…でもストレスを減らすよう行動できた!/2カ月後 前月からマイナス1・5kgを達成!趣味の活動も再開! ほか)

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