今年に入ってから肝臓の調子が悪いです。いろいろと対策は打っているのですが、食事について「コレだ」という決まりがなく、悩んでいました。

そんな時見つけたのが、以下の東洋経済オンラインの記事です。

医師が推奨、肝臓脂肪をゴシゴシ落とす「2大食品」 ダイエット成功者が実際に食べていた食材とは

2人の方を例に、肝臓脂肪をゴシゴシ落とす「2大食品」 を紹介しています。以下、参考になった点や気になった点をまとめています。

1人目の方: 「キャベツ」と「豆腐」を食べ、体重がマイナス30kg

・朝食はスーパーやコンビニで袋入りで売られているせん切りキャベツと、豆腐1丁の定番化
・調理はせず、キャベツにはドレッシングを、豆腐にはしょうゆをかけて
・昼食と夕食はおかずのみの宅配弁当に、キャベツやレタスのカット野菜と豆腐を加える献立
・宅配弁当は、毎日メニューが変わるので、飽きずに続けやすかった
・1カ月で体重は5.4kg減、6カ月後には、体重は110kgに
・その後も体重は減り続け、3桁あった体重は2桁に。脂肪肝もほぼなくなり、体も動かせるように
・糖質量は1食20〜40g内にとどめる、おかずに使われる野菜や調味料の糖質まで制限する必要はない

自分でも実践できるのは、キャベツの千切りのサラダや豆腐の冷奴・おみそ汁です。

サラダには、肝臓によいとされる野菜や食材をプラスしようと思います。

食事を作るのが面倒な時や料理を楽しみたい時のために、冷凍の宅配弁当も検討しています。

調味料の糖質まで制限する必要はないとのことなので、サラダのドレッシングは安心して使えそうです。もちろん量は加減して。

2人目の方: 蒸しキャベツを定番化して20kg減

・フライパンにキャベツやもやし、パプリカ、きのこなどの野菜を入れ、少量の水を加えてふたをして作る、蒸し野菜
・蒸し野菜を作るときに、肉や魚も一緒に蒸して食べるなどのアレンジも
・減量を開始して1カ月で4.4kg減。3カ月で7.1kg減、6カ月ではマイナス16.3kg

量を食べたいときは、キャベツを蒸し野菜にする予定です。肝臓によいとされる野菜を追加したいですね。また、タンパク質をとりたいときは肉や魚も追加しようと思います。

お二人とも1ヶ月で結果が出ているので、「キャベツ」と「豆腐」は期待できます。

「キャベツ」と「豆腐」でやせる理由

キャベツ

・キャベツには豊富な食物繊維が含まれるうえ、健胃成分として知られるビタミンU(別名:キャベジン)には、肝臓脂肪の代謝を促進する作用もある
・キャベツは、せん切りをそのまま食べてもよいし、加熱すればカサが減って量をとれる

ビタミンUに関しては以下のPDFの説明が分かりやすかったです。ビタミンUは熱に弱いとのこと、蒸し野菜にする際は注意したいですね。

胃腸薬の成分にもなっているビタミンUは、キャベツから発見された成分で、キャベツに最も多いのですが、植物全般に含まれます。例えば、同じアブラナ科の白菜やブロッコリー、キク科のレタス類、ユリ科のアスパラガス、また、お茶の新芽や小麦にも含まれています。ビタミンUはビタミンではなく、アミノ酸の一種です。ビタミンのような必須成分ではありませんが、体に必要だと考えられたようです。Uは英語で潰瘍を意味する「ulcer」の頭文字から名付けられました。

<ビタミンUの作用>
抗潰瘍性作用、つまり胃潰瘍になりにくくする作用があります。医薬品として認められ『キャベジン』など胃腸薬の成分になっています。胃腸の粘膜組織を作り、壊れた組織を修復する働きがあります。粘膜細胞への血流を促進し、胃酸を調節します。ビタミン U 摂取後、2、3 時間で粘膜が補強さ れ、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の発症を予防します。

肝臓の機能を高めて脂肪肝を防いだり、抗酸化作用もあり、ガンや動脈硬化の予防をします。腸壁を修復する蛋白質の合成を促進します。

<ビタミンUの多い食品>
春に出回る柔らかいタイプの春キャベツに多く、冬の固くしまった寒玉系に少ないという傾向があり、グリーンボールなどのボール系はその中間です。春キャベツの中心に近い黄色い葉に多く含まれ、外葉の緑の濃い部分や中肋(ちゆうろく)という白い葉脈、しんにはあまり含まれません。

キャベツのビタミンU含量の傾向としては収穫後でも、低温で貯蔵するとビタミンUが増え、冷蔵庫の奥に忘れられていたようなものほど多くなります。ビタミンUが多い分、においも強くなりますが、切ってみて中がきれいだったら傷んでいません。春キャベツでも一カ月ぐらいは問題なく食べられます。

<ビタミンUの摂り方>
ビタミンUは比較的熱に弱く、ロールキャベツのように長く煮ると分解してしまうので、生がおすすめです。また、酸性で壊れにくいので、酢等を使って食べるとよいでしょう。ビタミンUの過剰摂取、欠乏症は特にありません。1日摂取量の目安などはまだわかってい
ません。

引用元: ビタミンU 胃潰瘍を予防する効果

キャベツのビタミンU定量法の確立とその応用 | 農研機構

キャベツの栄養価は?保存方法や調理のコツもご紹介! | DELISH KITCHEN

豆腐

・豆腐1/3丁(100g)で約7gのタンパク質を摂取でき、糖質はほぼゼロ
・緩やかな糖質制限を行う上で、もってこいの食品
・冷奴でそのまま食べてもいいし、みそ汁や鍋の具としてもよい